DFree株式会社
世界初となる「排泄予測デバイス"DFree"」で、世界を一歩前に進める
出演者のプロフィール
中西 敦士 / 代表取締役社長
慶應義塾大学卒業後、大手企業向けのヘルスケアを含む新規事業立ち上げのコンサルティングに従事。 その後、青年海外協力隊でフィリピンに派遣。2013年よりUC Berkeleyに留学し、MBTプログラム修了。2014年アメリカにてTriple Wを設立し、翌年にトリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社を設立。世界初の排泄を予知するウェアラブル機器「DFree」を開発。介護問題が重要視される現代社会において、瞬く間に世界各国から注目を浴び、世界規模のマーケットにおいて事業展開を着実に広める。 「DFree」を開発までの波乱万丈な自叙伝『10分後にうんこが出ます―排泄予知デバイス開発物語―』も発売中。
代表インタビュー
私たちは「世界を一歩前に進める」というミッションを掲げ、排泄予測デバイスの事業を推進しています。日々悪戦苦闘する中で、ふと「世界を一歩前に進める」ということを考えることがあります。これまで「当たり前のこと」と諦めていたことを、「当たり前ではないこと」にして希望をもう一度持てるようにする。そして、そこから生まれる一つ一つの喜びの積み重ねこそが「世界を一歩前に進める」ことだと実感しています。 現在私たちは、排泄予測デバイスの事業を行っています。誰しもがトイレの悩みなく過ごしたいと願っているものの、悩みを抱えたままオムツやパッドで対処するのが「当たり前」でした。私たちは、もう一度トイレに悩むことなく元気に外出し、オムツ・パッド以外の選択肢を増やして尊厳を保ち続けることに役立ちたいと考えています。 排泄予測デバイス事業を進める中で、ヘルスケアの重要性と同時にその課題の多さ、そして可能性を知りました。 私たちは、これら数多の課題解決に向けて、日々の研究開発や、それをいち早くお届けし、活用していただき喜んでいただく、という小さな積み重ねを試行錯誤を繰り返しながらコツコツと実践しています。
創業の背景・DFree事業開始のきっかけとは?
2013年9月、創業者の中西は、留学先のアメリカで壮絶な便漏れを体験しました。 引っ越し途中に路上で、突然、便意を催し、限界まで我慢して一歩も動けない状況の中で、うんこを漏らしました。絶望の縁で、中西は「自宅を出る前に便意がわかっていれば、漏らすことはなかった」と強く思いました。便漏れの翌日以降、外出することにすら、恐怖感を覚えるほどの屈辱的な体験でした。 そのような体験をする中で、創業者の祖母も、昔、人工肛門をつけており、それ以来、外に出ることも億劫になり、塞ぎ込んでしまったことを思い出しました。 また、きしくも当時、日本国内の大人用おむつ市場が子供用おむつ市場を抜いたことが話題になっていました。さらに、介護疲れによる殺人事件(介護における一番の負担は排泄ケア)や介護報酬の増加による社会保障費増加など、日本社会、世界が抱える問題が明らかになってきました。自身が体験した壮絶な便漏れから見出した、この大きな課題を解決したい!それが当社創業、DFree事業開始のきっかけです。 我々が、排泄問題による全世界の「不」を緩和することで、「世界を一歩進める」ことができると信じています。
世界初となる「排泄予測デバイス"DFree"」で、世界を一歩前に進める