Quespo株式会社
MISSION|アクセンチュア→BCGを経てプログラミングを学び、起業した理由
出演者のプロフィール
宮澤 賢大 / 代表取締役社長
慶應義塾大学を卒業後、アクセンチュアを経て、2014年にボストン・コンサルティング・グループに入社。経営コンサルタントとして小売業・エネルギー・保険/金融業界を中心に、新規事業立案/営業改革/中長期戦略策定など数多くのプロジェクトに従事。 大学時代の交換留学先(カーネギーメロン大学)でコンピューター科学を学んだことをきっかけに、テクノロジーにも興味を持つ。ボストンコンサルティンググループを卒業後は、テクノロジー分野での起業に備え、プログラミングスクールに通い自らWEBサービスを開発するなどWEB技術にも造詣がある。
会社のミッション
私は元々文系でしたが、経営学専攻で留学したカーネギーメロン大学でたまたまプログラミングの授業を取ったことをきっかけに、その可能性や面白さに気付き、テクノロジーに強く興味を持ち始めました。 また、学生時代にmixiなどのSNSやiPhoneなどのスマホが登場し、私自身や身近な人々の生活が大きく変わるのを目の当たりにする中で、自分も新しい技術を使ってみんなの生活をより良くするような仕事をしたいと思うようになりました。 そこから10年以上が経ち、技術の進歩によりサイバー空間(インターネット)上の情報やサービスは増々豊かになり、今では誰もが瞬時に利用することが出来るようになりました。 一方で、現実空間上の場所やモノに紐付く情報へのアクセスは、未だに発展途上だと考えています。 プログラマーの三大美徳の1つであり、自分の性格でもある「怠惰」(全体の労力を減らすために手間を惜しまない気質)に照らすと、このような非効率が残っているのは非常に大きな問題だと感じています。 Quespoを通じて、現実空間に紐付く情報へのアクセスを、サイバー空間の情報と同じくらい簡単でリッチにしたいと思っています。
サービスの目的
現実空間上の情報は、対象となるモノや情報の種類によって様々ですが、その中でも個人的な体験から名所・旧跡などの観光領域で特に課題を感じています 私は好奇心が強く、新しい場所を開拓したり博物館や美術館に行くのが好きなのですが、その場所や展示物の本来の魅力や価値が伝わっておらず”もったいない”と思うことが多いです。 例えば、私は伊豆にある熱川バナナワニ園に10年前と去年の過去2回行ったことがありますが、1回目と2回目で中身は同じなのに、面白さが全く違うといった体験をしました。 10年前の1回目は、自分で館内を歩いて回ったのですが、ワニが大きくて凄いくらいしか感想はありませんでした。 しかし、去年の2回目では、たまたま餌の時間で飼育員のおじさんが一緒に付いて回ってくれたことで、1回目には気付かなかったワニの口や目などの特徴や種類毎の生態の違いを知ることが出来てとても面白く感じました。 このように、その場所やモノが持つ本来の魅力や価値が伝わっておらず”もったいない”状況を、Quespoのサービスを通じて解決したいと思っています。
MISSION|アクセンチュア→BCGを経てプログラミングを学び、起業した理由