キャディ株式会社
キャディの事業内容-オペレーションとテクノロジーを融合した重厚長大産業を変革する
出演者のプロフィール
朱 元 / エンジニア(Tech本部)
東京大学経済学部卒業。高校時代に参加したビジコンの経験から、学問としての経営を体系的に学びたいと考え、推薦入試1期生として東大に入学。ゼミで経営戦略やマクロ経済学を学ぶ傍ら、2019年1月からキャディ株式会社で週5日インターンの生活を送る。2020年にキャディ株式会社に新卒入社し、PdM 兼 バックエンド開発を担当。
The Whole Product - オペレーション×テクノロジーの融合
当社は、製造業の受発注プラットフォーム『CADDi』を運営しています。『CADDi』は、CADの図面をアップロードすると、部品の製造原価を自動的に算出し見積もりを提示します。受注が成立すれば、最適な加工工場に発注するという仕組みです。裏側には、全国の約600の協力加工会社(町工場)の原価テーブルや得意分野といった情報データベースがあるので、相見積もりを取ることなく確定発注が行えます。 『CADDi』のイノベーションは、まず図面データを解析し、必要な加工工程を割り出して価格を算定するアルゴリズムの開発(特許取得)。これによって、従来は2週間程度かかることもあった見積もりを瞬時に提示できるようになりました。 「従来の多品種少量生産メーカーの調達担当者は、複数の加工工場に図面を送り相見積もりをして、依頼を受けた加工会社は受注できるかどうかわからないのにひたすら見積もりを作成するという非効率的な作業を強いられていましたが、『CADDi』によって、それが効率化できます。
キャディのMISSION「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」
モノづくりに携わるすべての人が、本来持っている力を最大限に発揮できる社会を実現する。そのために私たちは、産業の常識を変える「新たな仕組み」をつくります。 現在モノづくり産業では、非常に多くの力が埋もれたままになっています。見積業務や管理業務に忙殺される、営業力が足りない、情報やネットワークが乏しい。あらゆる理由によってがんじがらめにされ、本来の開発力や技術力を発揮しきれていません。こうした縛りをほどくことで、各企業のポテンシャルを解放。産業全体に大きな力を生み出し、豊かにすることが私たちの使命です。 小さな町工場も、歴史ある大規模メーカーも、創立まもないベンチャーも。すべてのモノづくり企業が強みを活かして輝き、新たな価値がたくさん生まれる。 そんな未来を切り拓くために、私たちは挑み続けます。
補足情報
(2021年8月24日 発表) 当社は、シリーズBラウンドで総額80.3億円の資金調達を実施したことを発表します。既存投資家であるグロービス・キャピタル・パートナーズ、WiL、DCM Ventures、グローバル・ブレインに加え、本ラウンドより海外投資家のDST Globalのパートナー陣やArena Holdings、Minerva Growth Partners、Tybourne Capital Managementなど新たに6社を引受先としています。今回の増資により、累計調達額は99.3億円となりました。なお、この度の調達に合わせて三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行から25億円の追加融資枠も確保しました。 直近の受注高は昨対比約6倍に成長し、急激な案件増加に対応するため東西の品質管理センターの増床(関東は2.8倍、関西は6.6倍)も7月までに完了しています。 今回調達した資金は、グローバルも含めた人材採用やCADDiの開発、そして新規事業に投資する予定です。これにより、受発注にとどまらず、設計から製造・物流・販売までのバリューチェーン全体のDXを加速し、製造業のデジタル化におけるデファクト・スタンダードを構築することで、2030年までに1兆円規模のグローバルプラットフォームになることを目指します。 今後もお客様、パートナー様、従業員、すべてのモノづくりに従事する会社・人のポテンシャルの解放を実現するため、より一層挑戦してまいります。
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